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キム・ジソン監督　インタビュー

――この映画を制作することになったきっかけを教えてください。

コロナ禍という特殊な状況下にデビューし、長い期間ファンと対面できずに過ごしたaespa。そんな彼女たちが、ファンと初めて対面する瞬間とその過程をファンと共有したくて、aespaのドキュメンタリー映画を企画しました。

――この作品の見どころは？

デビュー前から彼女たちを追い続けてきましたが、初めてのコンサートにして初めてのワールドツアーとなる『2023 aespa 1st Concert ‘SYNK:HYPER LINE’』、そしてその公演での初めてのソロステージまで…、彼女たちの道程のすべてをカメラに収めることができ、当初の想定を上回る作品を作り上げることができました。

その中でも見どころは、素顔の彼女たちではないでしょうか。普段は見ることができないオフステージのaespaを見せることでその魅力が際立つと考え、『SYNK:HYPER LINE』初日を無事に終えた彼女たちの素の姿までを捉えることにしました。

ライブ映像にも、注目してほしいですね。メンバーたちのさまざまな魅力を引き立てるために、ステージミックス映像（同一曲のさまざまなパフォーマンスを編集でまとめたもの）を用いています。

――どんな瞬間のaespaの素顔が印象的でしたか？

すべての瞬間にメンバーたちのキャラクターが見えますが、特に初コンサートのためのソロステージに向き合い、理想のステージを作り上げるために努力を重ねている瞬間に、各人のキャラクターがよく現れていたのではないでしょうか。

メンバーたちの仲が良いということは聞いていましたが、撮影のために一緒の時間を過ごしてみると、想像以上にメンバー同士がお互いを思いやっていたし、想像以上にわちゃわちゃしていました。ステージの上ではアーティストらしく、そしてオフステージでは姉妹のように素直で明るく朗らかに過ごすaespaの姿に惹かれました。そのような彼女たちの関係値を作中でもたくさん見ることができますので、ご期待ください。

――この映画を劇場でご覧になる観客の皆さんにメッセージをお願いします。
 『aespa: MY First page』は、aespaの“初めて”の瞬間を記録した映画です。観客の皆さんにもこの作品が意味深く、特別な思い出の1ページとして残ることを願っています。